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Party Never Ends forestlimit

campfireページ

https://camp-fire.jp/projects/view/258957

 

 

Forestlimit存続へのご支援のお願い

幡ケ谷forestlimit代表のナパーム片岡です。
この度、お願いがあってドネーションを募ることとなりました。その経緯とプランをご説明致します。御一読頂き、ご賛同いただける方で少しでも余力のある方はご協力頂けたら嬉しいです。

幡ヶ谷forestlimitは2010年にスペースを立ち上げてから10年経ちました。2019年からは本格的に音楽カルチャーをサポートするために、音楽をプレイしお客さんとシェアする空間として営業をスタートしております。毎週6枠、年間で310本以上の企画がおこなられる場所でした。

2020年初頭からコロナウィルスの流行が世界的に問題になり、2020年4月現在、事態はのっぴきならない状態まで進行しておリます。その影響は少しずつ日々の営業に暗い影を落とし始めていましたが、4月8日付で内閣府より非常事態宣言が発令され、4月10日東京都のコロナウィルス感染症対策本部が緊急事態宣言に基づく都の緊急事態措置として休業を要請する施設が公表されました。これを受けて幡ケ谷フォレストリミットでは4月11日から休業要請の指定期間まで営業を休止します。先が見えない状況で、私達はその影響はかなり長期間に及ぶものと覚悟しております。
一方で日々の売上が翌日の営業を支えるような日銭商売としてフォレストリミットは回っており、漫然と休業を続ける財務的な蓄えはありません。具体的には6月末まで空間を維持させることは可能ですが、そこで一切の蓄えはなくなりますので、このままですと、はやくとも5月末で閉店せざる得ない危機的な状況です(1ヶ月は現状復帰にかかる期間です)。

そこで心苦しいのですが、この空間を維持するためのクラウドファウンディングをお願いすることに至りました。

現時点で漫然とこの事態を静観することはできません。幡ヶ谷フォレストリミットはイベントスペースですが、それ以前に作家の集合体(アーティスト・ラン・スペース)であり、創造行為を見つめ時代に対応する感覚と技術を集合させる空間であるべきでした。この場所には、音楽を基軸に演奏家、DJ、オーガナイザー、ビジュアルアーティストetc…etc…様ざまな表現者が出入りし、ハコの営業まで関与し、その熱量の集合が交錯する創造の現場であるべきで、その一端としてクラブ営業とライブハウス営業に緩やかに業態が固まっていき、ここ一年は「社会的な責務」まで想いが至るようなパブリックな空間として成立し始めていました。クラブ営業、ライブハウス営業が行なえない今、私達運営スタッフは一旦立ち止まり私達の集っている理由と意味について再確認しています。その中で、クラブやライブハウスという社会的役割を休止している今、思い出されるのは旧日の試行錯誤の日々でした。8年ほどの長い時間は刺激的で行き当たりばったりな冒険のような日々でしたが、その体験と情熱は今も血となり肉となって空間に刻まれている感じがします。

現状認識として、穏やかな日々が戻ってくるとして、かつての様な日常は戻ってこないと考えております。幡ヶ谷フォレストリミットは時代の空気感を呼吸する場所であるならば、漫然と空間を保持することに意識を向けるのではなく、今現在の感覚と環境に対応した表現のアウトプットを探るべきだと思いますし、実際、拙いやり方かもしれませんが、その動きは始めております。皆さまのご支援をこの空間の延命を図るための一助とさせて頂き、他の公的な支援も積極的に活用しながら、少しでもできた猶予を、「今できること」を見据え、動き始めますし、カタチが整ってきましたら、今まで共に素晴らしいイベントを作り上げてきた表現者やイベンターの皆様と一緒に、この空間で素晴らしい作品や現場を作り出したいと決意している次第です。クラブ営業とライブハウス営業が成立し始めていたように正に今、動きはじめたこの流れを早急にカタチにまとめ上げ、新しい社会的な顔として真正面を向いて示せるよう頑張ります。そのように動き続けることで、再びお客様をこの空間に迎え入れられる日々がきましたら、幡ケ谷フォレストリミットはよりエキサイティングな現場として再稼働できると信じます。

しかし、今回の危機は突然で巨大すぎます。この空間を残す意味を考えあぐねた結果として、詳しいご説明もなしに、スペース維持に関する協力金をお願いすることは本当に心苦しいのですが、カルチャーにとって場所は「命あっての物種」の「命」に相当するものであると強く信じており、少なくともこのようなムードの空間でしか成立し得ないことを発信してきたつもりです。どうぞ皆さまの暖かいご支援のを給われたら幸いです。この事態が一日も早く終息し、皆様と共に平穏な日常が訪れることを願います。それまで私たちも頑張ります!

フォレストリミット スタッフ一同

文責 幡ヶ谷フォレストリミット代表 ナパーム片岡

 

forestlimit opened in 2010 and this was going to be our 10th anniversary year. Since 2019, we have been running the venue as not just a music club but also as a shared venue where we play music with our customers. On average we have held 6 events a week, more than 300 events a year.

As with most other bars all over that world, the coronavirus pandemic has affected our business since the beginning of this year. On April 8th Japanese government declared state of emergency and two days later Tokyo government requested voluntary shutdown of many business establishments which included nightclubs. Accordingly we decided to close forest limit from April 11th until the shutdown request is lifted. We understand that the effect of the pandemic and its economic impact will be a long lasting one. At the same time, a small venue like ours cannot afford to just sit back and wait until the storm passes. Frankly speaking if this situation persists until the end of June we will have no other choice but close down forest limit for good. We would like to ask for your support to maintain the venue and stay ready for when we are able to open for business again.

It is only the last year or so that our vision for forest limit became clear. Now we see forest limit not just as an event space but some sort of open-ended conglomerate of artists where DJs, organizers, visual artists and musicians, etc. get together and express their creativity through sensibility and technology of the time and we believe forest limit was beginning to establish itself as a public space with cultural responsibility to the society.

We understand that this pandemic is going to have a long lasting effect on social and cultural landscape of Tokyo even after various restrictions are lifted and “normal” days are back. Rather than just maintaining the space and waiting for normalcy to return, we are seeking to evolve with the time as a venue that thrives on sensitivity and environment of the era. Your support will help us tremendously while we put together new means of connecting with you and pull through this period. We believe that going through this will only make us more exciting as a venue.

Stay safe and we are looking forward to welcoming you at forest limit again.

forestlimit