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2017.10.15.SUN

“MIMIC NIGHT”

ーTHE MASK OF THE IMPERIAL FAMILY Re:Release Liveー

2017.10.15(sun)

at 幡ヶ谷Forestlimit

LIVE:

MIMIC RECORDS”SESSION 2017″

~杉林恭雄×米本実×今西紅雪~

SUGAI KEN

miku-mari

DJ:

Chee Shimizu

Tatsuhiko Sakamoto

AKIRAM EN

 

open/start 19:00

adv/¥2000 door/¥2500

 

Reservation: mikumarihitori<at>gmail.com

※ <at> を @ に変換して送信下さい。

 

80年代より活動を続ける独特な祝祭感と歌心が同居するバンド「くじら」。

その中心人物である杉林恭雄が「くじら」以前にひっそりとリリースした不思議な電子音楽にまつわる夜です。

1980~’82年にかけて”MIMIC RECORDS”という自主レーベル名義でリリースされた杉林氏の3枚のレコード作品は、クレジットや情報がほとんど見当たらず、手にした一部の人からは「匿名性の高い謎の電子音楽」として聴かれることも少なくなかったようです。そこに立ち上がる音像は、電子音楽の難解なイメージとは少し異なった、とても不思議な感触を持っており、その手触りはまさに、音と自身とが向き合ってできた結晶を思わせる。そんな魅力に溢れています。

そうして密やかに愉しまれていた音源は2014年に円盤からCD化された後、海外の熱心なリスナーからも発見され、2017年の夏には、カッティング・エッジなアーティストの紹介を続けるオランダの新興レーベル”Lullabies For Insomniacs”からアナログ盤がリリースされました。

杉林氏のキャリアの中でもMIMIC RECORDS名義でのライブは数えるほどですが、今回、アナログレコードでの再発に際して貴重な演奏の機会をセッティングすることができました。

今回は杉林氏に加えて、アカデミックな場からアンダーグラウンドシーンまで幅広く活動する自作電子楽器演奏家の「米本実」、箏とエレクトロニクスを用いた表現で和楽器のあたらしい響きを拡張する「今西紅雪」のトリオで出演。

共演には、まもなくNYの名門”RVNG Intl.”よりリリースを控える「SUGAI KEN」。日本の夜を想起させるその独特なスタイルは、世界中のリスナーの心を響かせ始めており、また、”Lullabies For Insomniacs”のレーベルメイトでもあります。

DJにはレコードショップ”Organic Music”を運営しつつも、選曲家、ライター、レコード・レーベル主宰など、全方位に向けて”聴く”ことの再発見を与え続けるオブスキュア・ミュージック・オーソリティ「Chee Shimizu」をはじめ、<ただのライブ間BGM>ではない音を提供してくれるセレクターが揃っています。

そして会場は幡ヶ谷のオルタナティブ・スペース、FORESTLIMIT。ヴィンテージオーディオをモダンにビルドアップさせたサウンドシステムの強靭な鳴りは、今回のイベントにぴったりな響きを与えてくれるはずです。

くじらがうたを唄うまえ、遠祖の鳴きごえ響く夜に、みなさんのお越しをお待ちしています。

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