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2017.01.02 – 01.04 New Year party

Forestlimit New Year party 2017

Against THE EVIL

(The dead soul must die again)

2017.1.2.3PM to 1.4.3PM
Entrance 1,500yen (inc 1Drink)

2017.1.2
15:00 ナパーム片岡
16:00 HiBiKiMaMeShuBa
17:00 坂田律子
18:00 taximandeminemsaiko
19:00$hirutaro
19:45 Slim Valley
20:15 AIWABEATZ
21:15 スポーツガーデンひ
22:00 yudayajazz
23:00 テンテンコ (LIVE)
23:30 BRF

2017.1.3
0:30 Aspara
2:00 谷内栄樹
3:00 FUCK MASTER FUCK
4:00 TEXACO LEATHER MAN (LIVE)
4:30 Zodiak
5:30 Sakana
6:30 S-LEE
7:45 NODA
9:00 ZuKaRoHi
10:15荒井優作
11:00 Cherryboy
12:00 Dorian x DJ SOYBEANS 2Hour BTB
14:00嫁入りランド (LIVE)
14:30李ペリー
15:30 たかぽう
16:00 DIYZ
17:00 LSTNGT (LIVE)
17:30 パッチアダムス
18:30 CVN (LIVE)
19:00 Kustom Kar Kommandos
20:00 くまちゃんシール (LIVE)
20:30 The Chopstick Killahz
21:30 KΣITO (LIVE)
22:00 全滅クルー
23:30CARRE (LIVE)

2017.1.4
0:10 DJ POLYPICAL
1:00 DJ YAZI
2:30 THE KLO
3:45 7e
5:00 Mari Sakurai
6:00 RAH KAWAI
7:15 Slim Valley
8:00 Shgaer T
9:00 moshimoshi
10:00 DJ SOYBEANS
11:00 NODA
12:00 You me
13:00 AKIRAM EN
14:00 ナパーム片岡
15:00 FINISH

ポスターデザイン:藤田画伯
PV制作:玉田伸太郎

 

T.R radioのハヤトが素晴らしい文章を寄稿してくれました!

((48H massive left field music festival))
You said Forestlimit has a backstage? Unfortunately, I have to deny your opinion. Indeed, there is a gorgeous sofa in front of the PA deck, but that is not for someone special. The sofa is for all kinds of people fanatically playing, dancing, and sharing beautiful moments and music in the space. Forestlimit is not merely a “Place” but also a great apparatus, “Equalizer”. After going though the door and then spending few minutes there, you will also notice that there is not even a stage. In that way, The 6 years of Forestlimit had ran thought the intensity and generosity without literal “limits”.

This philosophy penetrates the 48 hours at the begging of 2017. Further rhizomatically connected over 40 players confound your any prediction. You can call them “The avant-gardes in the archipelago” or “The symbols of the underground”. Such definitions, however, don’t matter. DJ YAZI,CVN,CARRE,Dorian,S-Lee,The KLO…… so it goes. The Lineup is nothing but energetic chaos reflecting our life and the world we live in. They will tie points with flows in it, and that connection will keep your body immersed with true ecstasy and enthusiasm. And you will also be part of it. Every aspect of this festive creation deserves your attention without doubt. New days and new life starting from Forestlimit.

Forestlimitには楽屋がある? 残念だけれど、その意見は間違っている。たしかにPAデッキの前にはふかふかのソファがある。でもあれは特別な誰かのためにあるのではない。狂熱的にプレイし、踊りつつ、美しい瞬間と音楽を共有する者たちが、そこに座る権利を手にする。Forestlimitは単なる「場所」ではなく、「イコライザー(平等をもたらすもの)」という装置だ。ドアをくぐり数分経てば、そこにはステージさえもないことに気がつくだろう。その様にして、Forestlimitは6周年を迎えた。その強度と寛大さを携え、字義通りの「リミット」を回避しながら。

この哲学は2017年のはじまりを告げる48時間を貫く。さらに、リゾーム状に連結した総勢40名以上の出演者たちにおいて、いかなる予想も成立しない。彼らのことを「列島のアヴァンギャルド」だとか「アンダーグラウンドのシンボル」と呼ぶ者もいる。が、そんな定義はどうでもいい。DJ YAZI,CVN,CARRE、Dorian、S-Lee、The KLO…、そういうことである。このラインナップは他でもない、人生とそれが生きる世界を映し出す精力にあふれたカオスだ。彼らがその中で、点と流れを繋ぎとめる。そこから身体が浸る本当の享楽と狂熱が生まれるのだろう。そしてまた、あなたもその一部になる。この祝祭的な創造物は、どこを切り取っても注目に値する。間違いない。Forestlimitからはじまる新しい日々、新しい人生。(ハヤト/T.R radio)

いや、ありがたい。素晴らしいことは全部ハヤト書いてくれたので、以下。ナパーム片岡による2017年版所信表明という名の乱文をどうぞ!

「混乱こそ我が墓碑銘」(キングクリムゾン)

ケオスを実現させる事自体はとても簡単ですよね。それは人間がもともとケオスな存在だから、ちょっとした契機にどーんと道を踏み外してしまう。ちょっとしたドロップアウトはみんなしてるんじゃないかな?それがあるから人間的といえるんだけど、倫理なきケオスは私はあまり好きじゃない。

私が企画したforestlimitのパーティに求めているのは統一感のあるケオスという状態であります。倫理が保たれたなかで最大限に自由になれた状態。それは、たぶん限定的なパーティという空間だから実現できるし、そのケオス自体に圧倒されないのはパーティが終わるからだからだと思う。
永遠のドロップアウトは死へむかっていくように感じます。死滅に向かった生き方も悪くはないですが、ちょっと年をとってきてしんどくなってきました。ケオスを最大限に楽しむために倫理を放棄するのも手ですが、倫理を無くしたケオス状態の人は生物的には裸のほ乳類ですので、人間を捨てる覚悟でいくならどうぞ。その道を貫徹するのは逆にしんどいと思うけど。
ま、私のパーティ(あとライブかな)に限った話なので、人それぞれforestlimitを最大限に楽しんで使ってくれたらいいのですけどね。

それで、何故それほどまでにリンリリンリといっているというかというと、それは、単純な話ですが愛を知ったからだと思うのです。複雑で怪奇な高度資本主義な現代社会において、愛なんて抽象的な感情が無力である局面も多々みてきているから、愛があれば万事解決なんてことはまったく思っていないけど、愛がなければなにも始められないし、なにも終わらせられない。
愛は信仰に近い力ですが、人生に確信を与えてくれます。皆様からのゆるやかな愛情を一杯うけまして、私のような痴れ者もようやく愛を知ったのです。こんな多様な価値観と選択肢があふれた素晴らしい世界で、逆に迷路に迷い込みそうですが、そのなかで道を切り開く光は愛であります。

昨今は心の余裕がなくてあまり趣味の読書ができなかったのですが、幼少期に読んでいまだに私の人格形成に多大な影響を及ぼした童話がありまして、それは宮沢賢治さんの「よだかの星」という小品です。
久しぶりに読んでやはり感銘をうけ、私の寄るべき自己認識にやはりいまだに影響を与えていると感じました。ひいては私が考えているforestlimitの立場みたいなものも緩やかに代弁してくれると思います。

よだかの星 / 宮沢賢治 (青空文庫さんへのリンクです)
http://reception.aozora.gr.jp/aozora/cards/000081/files/473.html

いつもは引用をするのですが、とても短い作品ですし、どこも切り取れないほど美しいお話なのでぜひ読んで下さい。

それでは、2017年も宜しくお願いします。

愛の戦士・ナパーム片岡 拝 

 

 

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